学びの集い

学資保険

資産を防衛するという事

まず前提として、『資産を防衛する(=守る)』という観点は資産形成と同様に重要となります。中でも、資産を減らす方が非常に多い項目がいくつかありまして、今回のその中の『学資保険』について説明をしていきます。

子供が出来たら学資保険?

学資保険は、子供の教育資金を計画的に準備するための保険商品です。子供が高校や大学など進学するタイミングで大きな支払いに備える観点があります。契約者は一定期間保険料を払い込み、子供が高校や大学など進学するタイミングで満期保険金や祝い金を受け取れます。また、契約者に万が一のことがあった場合、以後の保険料が免除され、教育資金が確保されるという保障機能も備えています。

学資保険って必要?

(引用)PR TIMES/保険のマンモス「学資保険に関する調査」

学資保険ってそもそも必要でしょうか?

子供が出来たら「約半数」が加入しているのが現状です。確かに子供が出来たら「教育資金2,000万円備えなきゃ!=学資保険に入ろう。」という考え方は親としても計画性は動かない方よりは計画的に行えていて良いかと思います。ただし、それって学資保険である必要はあるのか疑問ではございます。

学資保険の代替案

(引用)PR TIMES/保険のマンモス「学資保険に関する調査」

(結論から)学資保険より15年程度の積立保険の方がメリットが多いかと思います。「学資保険」と「(15年程度の)積立保険」は、どちらも将来の資金を計画的に蓄えるための手段ですが、積立保険には学資保険に比べていくつかのメリットがあります。それらのメリットについて詳しく説明します。

5つの観点での比較

「積立保険」と「学資保険」での比較を5つの観点で下記見ていこう!

①柔軟性

(引用)公益財団法人 生命保険文化センター

学資保険は子供の教育資金に特化しており、保険金が受け取れる時期や使途が制限されています。多くの場合、大学入学時や一定の年齢でしか保険金が受け取れず、急な出費に対応するのが難しいことがあります。それに対して、(15年程度の)積立保険は、契約者が必要なタイミングでお金を引き出せる柔軟性があります。教育費だけでなく、将来的な家の購入や旅行、老後の資金など、幅広い目的で使えるのが強みです。

②リターンの面

(引用)NPO法人 生命保険相談センター

学資保険は、通常貯蓄性が高くはなく、返戻率(支払った保険料に対して戻ってくる金額の割合)も低めです。場合によっては、払い込んだ保険料を下回ることもあります。一方、15年程度の積立保険は、保険会社や商品によっては利回りが高く設定されていることが多く、長期的に運用することで資産が増える可能性が高いです。特に、インフレや金利上昇に備え、より高いリターンを期待できる商品も存在します。

保険の内容に柔軟性があること

学資保険は、あくまで子供のための教育費を目的としていますが、積立保険は死亡保障や医療保障を含むことも可能です。例えば、家族の万が一の時にも保険金を受け取ることができるため、家族全体の生活を守る手段にもなります。このように、単に貯蓄するだけでなく、万が一のリスクに備えるという意味でも、積立保険は総合的な保障を提供してくれます。

④途中解約のリスク

学資保険を途中で解約した場合、解約返戻金は支払った保険料を大きく下回ることがあり、損失を出す可能性があります。それに対して、積立保険は、一定の期間を過ぎれば解約返戻金が増える仕組みがあり、損失を最小限に抑えることが可能です。

⑤契約の期間と満期の自由度

学資保険は、契約期間や満期のタイミングが子供の年齢に合わせて設定されるため、選択肢が限られます。これに対して積立保険は、自分のライフプランに合わせて契約期間を自由に設定でき、たとえば15年程度で終わる商品を選べば、早い段階で資金を自由に使えるようになります。これにより、人生の他の計画にも柔軟に対応でき、資金運用の選択肢が広がります。

間違った選択をしない為に

以上のように、学資保険は教育資金に特化している一方で、積立保険は柔軟性やリターンの面で優れており、教育資金だけでなく幅広い目的に対応できます。資産形成や家族の保障も含めた総合的なプランを考えるなら、15年程度の積立保険の方が多くの方に大いにメリットがある選択肢です。

ただし現実では、保険の名前だけで「子供には学資保険」のような決めきった捉え方をして選んでしまう方が多くいらっしゃるのが事実では無いでしょうか?(学資保険と積立保険で大きく将来もらえる金額が変わるなど)正しい選択をしないと機会損失をしてしまう可能性がございます。正しい選択をしていきましょう。

イマイチ理解できていない方

・中身の説明がイマイチ理解できない。

・自分の保険はどうなっているか不明。

・必要最低限の備えすらできていない。(=貯蓄1,000万円以下の方)

そんな多くの方々は早急に調べて動く必要があります!

保険自体は良い商品がたくさんあるのに正しい選択を行わないと、(もっと良いメリットを得られるハズなのに)『大きな機会損失』を招いてしまう可能性がございます。

また保険では、必要最低限の「4つの内容(10項目)」を守るべきだと考えています。

  1. 死亡リスク:契約者が亡くなった場合に、遺族が保険金を受け取ることで生活費や教育費を補える。
  2. 病気やケガによる入院リスク:病気や事故で入院した際の医療費を補う。
  3. 高度障害リスク:事故や病気で重度の障害を負った場合に保険金が支払われ、生活費を補助。
  4. がんなどの重病リスク:がんや特定の重病にかかった際、治療費や生活費をサポート。
  5. 介護リスク:高齢になり介護が必要になった場合に、介護費用を保障。
  6. 働けなくなるリスク(就業不能):病気やケガで長期間働けなくなった場合の収入減少を補う。
  7. 財産損失リスク:火災や盗難、自然災害で自宅や財産が損害を受けた場合の補償。
  8. 自動車事故リスク:交通事故による賠償金や修理費用を補う。
  9. 将来の資産:(早期の積立運用により)「将来の資金」を形成していく。
  10. 賠償責任リスク:他人にケガをさせたり、物を壊したりした際の損害賠償を補う。

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